6/25~26の土日で行われた、東北支援活動レポート「後編」です。
[SUPPORT THE UNDERGROUND] 二日目は、「泥かき」の作業!!
朝6時、目が覚めて すぐ、有志による「空き缶つぶし」が始まる。宴の後始末。
多くの人数が集まれば、ゴミも大量なわけで,ハッとして 私も,ゴミと吸殻を拾う。
次回S×T×Uに参加するメンバーは,缶を潰して捨てましょう!灰皿も要るね!
はいはい皆,朝ですョ~!! ポンコツ兄弟リュウちゃん もオハョ~♪
ランブルヒカルさん,チェリーさん,もオハヨー!!ええ体しとりますナ。
「五英睦」の皆さんによる、炊き出し 朝ごはん は「鮭定食」ですか!!
お味噌汁付きで,ウンマイです♪ 「五英睦」の皆さん ありがとうございます!!
56Tattoo 岸さんも大満足。 クリスは、まだ寝むそうネ, 二日酔い!?
各自、「泥かき」の準備。 皆の 意気込み が感じられる,凛々しい顔々。
リュウちゃん、ファントムゲートのシャツで気合い十分っ!! さぁ,行きますか!!
丘の上から見た、「長洞」地区。 海岸線が すぐそこ なのがわかります。
この画像に写ってる大部分が、津波に のみ込まれたそうです。 敵はデカい。
この範囲をぐるっと廻る、U字坑 が「津波による土砂」でほぼ 埋まっており,
「排水路の機能」が、失われてます。 東北も梅雨入りし、夏を迎えます。
このままでは、逃げ場の無い排水が、細菌や害虫の温床になります。
そこにボウフラが湧き、蚊が発生することによる伝染病が懸念されており、
水路を復活させて、衛生問題を解消するのが、今回の作戦の狙いです。
二輪車業界の皆々様さま!! 今日は一輪車を駆る!
~ショベル~を抱える,「HARDCORE CHOPPER」誌 マコナベさんww。
総勢60名はいたでしょうかね!! 各班に分かれ、「作戦開始」です!!
まず、上の土砂をどけて 「重たいフタ」をコジ開けると,土砂で埋まってる。
砂利まじりの固い土をかきだす!!地元の皆さんとも協力して作業。
大きな石や、レンガ、コンクリ、ガラスも混じってて手強い。
JUNKARTS ヒデちゃん,SOMES のソメちゃん,ガンガッテやす!!
雨脚が強まる中、ひたすら作業。 一時間おきに撮影。
上の動画の後半、「土砂くずれ」で、「山になってるトコロ」があり, 地元の方達も
~ここは重機じゃなきゃムリですからまた後でやります~ と話していたのですが、
まぁ,普通のボランティアなら 無理そうですね・・。と、こたえるのでしょうが、
素直になれない 「元不良集団」 は、あんなの 皆でやりゃ楽勝だべ!!
と、集中して崩して、この山も無くしてしまった!!STU恐るべし!!
南側の班は終了して、北側の班に合流するために移動ッ
向こうの班から来た、軽トラが、泥で真っ黒!?
こっち側,は さっきの場所とは「土砂の質」が違うことに気付く。
こっちは海砂が来たんだな。 細かくて重い。 向こうは、畑の土だったのかな。
エリちゃんも、男顔負けに土のう袋を積み込む。水と油でドロドロだ。
しかも、こっちは 臭いも一段とキツイ。 魚の腐ったような臭いが鼻をつく。
かきだした土砂を土嚢袋に詰める、もしくは軽トラの荷台に直で、積み込む。
五英睦のメンバーが「山梨」から、ここまで乗って来た軽トラ!泥だらけ!
向こうの堤防の方がゴール。
あと,もぅ少しだ!!
岸さんの奥様が撮ってくれた動画。この作業の苦労がわかります。
我らがリーダー,成田さん も泥だらけです!! いよいよ最後の仕上げ。
次第に雨が強くなって、埋まっていた水路に<水が流れた> その時,
「おい見ろよ!」 「水が流れてんぜ!!」 皆で,!!イエ~ィィイ!!!って,
雄叫びにも似た <勝利の歓声>に一同が沸いた!!
ただ、~側溝の水が流れた~という 当たり前の出来事なんだけど、ここ,
被災地では、 「そんな小さな当たり前」 も、復興への第一歩 なんだよね。
その小さな一歩、がまた次の一歩になる。 その一歩に協力出来て嬉しい。
~無理かどうかなんて、やってみなきゃわかんねぇだろが~ って考え方、
をするタイプ の人間が集まってる < S×T×U > メンバー達。
一日中かかるだろうと予想されていた「泥かき」も午前中で終わらせちまった!!
このメンバーが集まれば、不可能は無いんじゃないか!? と,本当に 思える。
さて,お昼休憩♪ 「五英睦」の皆さまによる炊き出し,豪華ステーキ丼だ!!
こりゃ~,チカラ出るぜィ!!午後からもガンバレンゾ!!
列に並ぶ前に、手洗い水タンクと、消毒アルコールスプレーまで用意されて
いたのは、有り難い!! 衛生面の気配りまでも、すばらしい!!
新潟から参加してくれた、飲食業の有志が集まる「維心会」のみなさんは、
毎週のように各地で炊き出しをしています。今回はSTUに参加してくれました!!
汁物も欲しいよね,と「三陸わかめうどん」を提供してくれました!!
雨で冷えた体が、あったまる♪
「かき氷」を食べとる 暑がり もいるけどね。
地元の子供達には「わたあめ」のプレゼントも、ケンちゃん優しい!!
こぶ蔵けんちゃん、ぼんどマーフィーさん、居酒屋しまの、しまさん、
皆さん、お店が終わってから一睡もせずに来てくれたんです!!
「FPF」の竹石 兄貴、塚野社長、は 前日も南三陸の歌津中学校で炊き出し,
この日は、車で寝て、そのまま僕たちに付き合って下さったのです。
そして「一家」の ~男,品田~さん,皆さま、協力 ありがとうございましたっっ!!
「腹ごしらえ」の後に、待っていたのは「ガレキ撤去作業」 !!
地元の方のお話によると、行政はガレキの片付けはしてくれないのだそうだ。
ガレキを何処か1カ所にまとめておけば回収してくれるそうなんですが、
片付けて1カ所にまとめる事はしてくれないそうです・・。
行政の管理するボランティア団体には、「危険だから」という理由で、
ガレキ撤去はさせられないのだとか。 上が責任取りたくないだけでしょ!?
そんなクダラネー理由で,個人宅や田んぼなどには未だガレキが点在。
やってやろうじゃん!こちとらケガぐれー自分で面倒みるっての!!
ガレキでせき止められた田んぼへの水路、淀んだ水を流すための作業。
世界の<チェリーズカンパニー> 黒須さん,とガレキをドカす!!
デカぃ石を得意のバケツリレー方式でドンドンどける!!
大木にはロープがからんでいるし、折れた家屋の材木は釘だらけ。
泥と土まみれのガレキ撤去は、想像以上にキケンな,ハードワーク。
自衛隊の方々の苦労を垣間見る。逃げ出す隊員もいた というのも頷ける。
沿岸部の多くは漁師町。 網やロープなどが複雑にからまる。
流れをせき止める「巨大な岩」にロープを巻きつけて、皆で引っ張る。
岩をどかすと、画像左下の、淀んだ水が流れてキレイになった。
ガレキだらけだった場所も、みんなでやればけっこう片付くもんだ!!
夕方までには、無事に 作業も終えて、みんなもぅ~ヘトヘト~,
どんなボランティア団体より活躍してくれた。これで夏をむかえられる。と!!
自治会長さんからの感謝の言葉。本当に本当に心から感謝されていました。
当初は、こちらの4人で この作業をしようとしていたそうですから、、。
いかに人手が足りていないか って事ですよね。 また来なきゃ!!
土曜日の仕事を終えて、日帰りで来てくれた皆は、明日も仕事。
みんな本当に,本当に,~ お疲れ様っでしたっっ~!!
AKOさん,MOTOYANさん,が<S×T×U>立ち上げてくれたお陰です。
参加した皆さん、本当に お疲れさまでしたっっ!! 私達は、
この,<S×T×U> の活動に参加出来た事を、誇りに思います。
こちらは、建設の進められている、長洞地区の仮設住宅。
こちらの皆さんが、一日でも早く、安心して暮らせるようになればいいな。
活動を終えて、帰路に就く。 帰り道の「陸前高田」の街。
TVだけ見て, もぅ、被災地って~ケッコウ大丈夫らしいじゃん~ なんて、
思ってる アナタ。 現実は、まだまだ、復興と呼べる段階では無いのです。
帰り道の「気仙沼港」の模様です。
次回のS×T×U部隊の活動は、7/30(土) 7/31(日)の二日間の予定。
参加できる方,お待ちしております。 皆で、一緒にガンガリヤショー!!!!
[SUPPORT THE UNDERGROUND]
Comment (2)
お疲れ様です。
このたびの新潟・福島豪雨によるコアクルー様の被害はどうだったのでしょうか。。。
(きっと友人・知人のために動いてらっしゃると思いますが)
精力的に活動されてる皆様方のこと、心配になり書かせていただきました。
from: ko76 | 2011年08月01日 12:31
日時: 2011年08月01日 12:31
ko76さん,いつも応援ありがとう御座います!
新潟市街は大きな被害も無く、大丈夫です!!
堤防が崩れたり、浸水した地域もあり、STU部隊からも、
ポンプの貸し出しをしてもらったりしました。
一般のボランティアの活動の甲斐もあって、
現在は落ち着いています,ご心配おかけしました!!
全国的にも雨の被害が多いようです
ので、皆様の地域でも気をつけて下さいませ。
from: コアクルー | 2011年08月19日 12:46
日時: 2011年08月19日 12:46