今日は、ショベルの車検ディ。
検査場は、春に向けて混み合う時期デス。
おとなりは、ショベルと同年代のKawasaki
今回は、ハンドル変更と、フットペグをMIDポジションにワンオフ製作。
車幅が狭くなったので、車検時に、構造変更が必要になります。
当コァクルーでは、格安のプラス~¥5000で受け承っております。
車検時のオイル交換☆
しばし暖気してオイルを循環させ温めると抜けが良くなります。
ドレンボルトは適正な工具で、ゆるめましょう。
角をナメるとヤッカイですからね。
廃油は、すぐ捨ててしまいがちですが~
鉄粉や水分混じっていないか?
色や,粘り気などからエンジンの状態をチェックします。
社外のオイルタンク等で、外付けのオイルフィルターが無い車輌も
、オイルポンプの右側に小さなフィルターをチェックしましょう。
フタになってる、大きなマイナスネジが、ナメやすいので、
左の専用工具があると便利です。
で右側が、ちいさな網のフィルター,タペットスクリーン。
ここのゴミ詰りが原因で、油圧が低下している事もありますよ。
ゴミをパーツクリーナー等で良く落として、乾いたら
トンガリを上向きにして再度セットしましょう。
純正レベルゲージ付は、上限~下限間までオイルを入れます。
今回のオイルタンクは3Lの容量がありますが、
2.5L程注いでから一度エンジンをかけてオイルを循環させます。
暖まったオイルは膨脹して、タンク内で空気と混ざって(かさ)が増えますから,
給油口から覗いて、八分目位までに~再度オイルを、
ベントパイプが埋まらない高さまで注ぎます。
何事も腹八分目が良いみたいですョ(#^.^#)
続きましてギヤオイル。
ビッグツインはミッションが別体なので、こちらも交換。
車体を水平にしないと全量抜けないので、ジャッキを使いましょう。
エンジンオイルのドレン同様、プラグをキレイにしたら
新品の銅ワッシャーを忘れずに!
これが無い車輌、シールテープでごまかしてる場合多しです。
ドレンを締める時は、真っ直ぐ入れて、締めすぎに要注意(>_<)
ミッション側はアルミだから、ナメやすいデス。
無理に締めて~ナメた~場合は、オーバーサイズに掘り直し補修も、
出来ますので御相談下さいね。
ミッション側面のレベルホールから溢れるまでオイルを入れます。
無い場合は、約700cc 正規料を入れます。
スプロケット付近から漏れている場合は、シールやシャフト交換の目安になります。
漏れるからといって多目に入れるのは、あまりオススメできません~。
こうして、シャキッと車検整備の完了したショベル。
30年前の車輌も元気になりました!!
その他、車検時には,
ブレーキ廻りをチェックして、前後ブレーキフルードも交換します。
スパークプラグ交換に、発電機にレギュレーター、バッテリー等
電気系統~点火時期等など、チェックして調整。
各部ボルトも増し締めして,オイル漏れをチェック。
スロットルやクラッチワイヤーの調整、グリスアップ、
チェーンやタイヤ空気圧も調整します。
その他車種にもより、モロモロあります。
最後に、キレイに磨いてお渡ししています!!
比較的に、手間のかかる古いハーレーの車検ですが、
なるべく安価で収まる様に努力しております(^-^)
ちなみに今回の車検は、構造変更をプラスしても、
約<7万円>でおつりが来る位でした。(カスタム箇所を除く)
他店で遠慮された、カスタム車も御相談下さいネd(^_^o)